「大晦日に善光寺の除夜の鐘を聞きながら新年を迎えたいけれど、どうやって参加すればいいのか分からない…」と感じていませんか?
善光寺の鐘の音を聞きながら過ごす年越しは、特別な思い出になること間違いなしです。
混雑を避けるためのコツやスムーズなアクセス方法を知っておけば、心穏やかに年末を過ごせます。
今回の記事では、善光寺の除夜の鐘の詳細情報や整理券情報、楽しみ方のポイントをわかりやすくご紹介します!
長野市善光寺の除夜の鐘は一般参加できる?
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします🙇♂️この年越しはカメラ持って一人ぼっちで善光寺から中継でした。途中ハプニングもありましたが、無事除夜の鐘をみなさまにお届けできました🔔通りかがりの方に写真撮ってもらいました。ありがとうございます😊 pic.twitter.com/Q1vKUN2FLa
— 辻 歩@ABEMAアナウンサー (@tsuji_ayumu) December 31, 2023
善光寺は、日本最古の仏像を本尊とする霊場で、その歴史は約1400年にもおよびます。
そんな由緒ある善光寺で、新年の幕開けを告げる「除夜の鐘」の体験は、多くの人々にとって特別なひとときです。
一般参加が可能な善光寺の除夜の鐘は、108名限定で行われます。
整理券は 12月31日22時頃から鐘楼前で配布 され、先着順で参加者が決まります。
0時になると、鐘楼前に並んだ参拝者が順番に鐘をつき、心静かに新年を迎える準備をします。
昨年は、1月1日から3日にかけて約54万人が訪れた善光寺。
年末年始の厳かな雰囲気を味わいながら、除夜の鐘を体験してみませんか?
伝統に触れつつ、心新たに一年をスタートできる貴重な機会です。
善光寺の地図(GoogleMap)






善光寺の初詣の混雑状況と例年の人出は?
善光寺本堂〜仲見世通りは初詣客の人波…昨年とは様変わり。
— おいでよ善光寺 (@oideyozkz) January 1, 2022
本堂へは入場制限が行われています。
外はかなり冷え込んでいますが、元旦にシャキっとする気持ちになります。#イマソラ#長野市#初詣#元旦 pic.twitter.com/yyOJvlBWhG
長野市の善光寺は、新年の初詣スポットとして毎年多くの参拝客で賑わいます。
三が日だけで約50万人が訪れるという規模は、全国的にもトップクラスで、ランキングでは約30位に入るほどの人気です。
特に人出が多いのは、大晦日から元旦にかけての時間帯。
深夜0時の初詣の瞬間を迎えるため、毎年多くの人が善光寺へと足を運びます。
単純計算で三が日の参拝者数を1日あたりにすると約17万人。
一時間に換算すると7000人以上が訪れる計算です。
この数字を聞くだけで、その混雑ぶりが容易に想像できます。
混雑を避けたい方は、比較的参拝者が少ない時間帯を狙うのがおすすめです。
早朝や夕方以降は、人の流れが落ち着く傾向があります。
また、三が日を避けての参拝も視野に入れると、より穏やかな初詣が楽しめるかもしれません。
混雑状況を理解しながら、計画的に訪れることが快適な参拝への第一歩です。
善光寺へのアクセス方法
車
東京方面から
- 中央自動車道[岡谷JCT]→ 長野自動車道[更埴JCT]→ 上信越自動車道[長野IC]
- 関越自動車道[藤岡JCT]→ 上信越自動車道[長野IC]
名古屋・大阪方面から
- 名神高速道路[小牧JCT]→ 中央自動車道[岡谷JCT]→ 長野自動車道[更埴JCT]→ 上信越自動車道[長野IC]
新潟・北陸方面から
- 北陸自動車道[上越JCT]→ 上信越自動車道[須坂長野東IC]
長野IC、須坂長野東ICとも、善光寺までの所要時間はお車で40分程度です。
公共交通機関
東京方面から
- JR東京駅(北陸新幹線で約1時間30分)→ JR長野駅
名古屋・大阪方面から
- JR新大阪駅(東海道新幹線で約1時間強)→ JR名古屋駅(中央線特急「しなの」で約3時間弱)→ JR長野駅
新潟・北陸方面から
- JR金沢駅(北陸新幹線で約1時間)→ JR長野駅
JR長野駅から善光寺までは、善光寺口バスロータリー「1番のりば(善光寺方面行き)」発の路線バスをご利用ください。
(長野駅→善光寺大門、所要時間約15分、運賃190円)善光寺大門のバス停から善光寺本堂までは、徒歩5分程度です。
善光寺周辺の駐車場情報
善光寺第1駐車場(境内北西)
一般乗用車専用/24時間駐車可/高さ制限2.0m
善光寺第2駐車場(境内西)
宿坊関係専用(※宿坊ご利用者のみ駐車可)
善光寺第3駐車場(境内北東)
一般乗用車専用/24時間駐車可/高さ制限2.5m
善光寺第4駐車場(境内西)
一般乗用車・バス・自動二輪車/24時間駐車可/高さ制限なし※繁忙期は一般乗用車専用になる場合あり。
善光寺事務局横駐車場(境内東)
身体障害者専用駐車場(無料・電気自動車(EV)充電スタンド設置)
駐輪場※満車の場合は、一般駐車場へお回りください。
穴場の駐車場まとめ








除夜の鐘のつき方や正しいマナー
除夜の鐘をつく際には、いくつかの基本的な作法とマナーを守ることで、より心静かに新年を迎えることができます。
まず、鐘に近づいたら、一礼して仏様に感謝や願いを込めて合掌を行いましょう。
そして、鐘をつくための撞木(しゅもく)についている紐をしっかりと持ち、ゆっくりと後方に引いて鐘に当てます。
このとき、鐘を強く叩きすぎないよう注意が必要です。
音が美しく響く程度の力でつくことで、鐘にダメージを与えず大切に扱うことができます。
鐘をついた後は、再び合掌し一礼して、仏様への感謝やお願い事を心に念じてください。
また、順番待ちをしている人が多くいる場合、一度鐘をついたらすぐに次の方に譲るのがマナーです。
さらに、鐘の音が余韻を楽しめるよう、次につくまで30秒以上の間隔を空けることが望ましいとされています。
そして、参拝後に鐘をつく「戻り鐘」は縁起が良くないとされているため、必ず鐘をついた後に本堂を参拝するようにしましょう。
これらの作法とマナーを守りながら、心を込めて除夜の鐘をつくことで、新しい一年を穏やかに迎える準備を整えてみてはいかがでしょうか。
除夜の鐘に関するよくある質問
善光寺周辺にあるおすすめ観光スポットまとめ
善光寺は長野市の代表的な観光名所ですが、その周辺にもたくさんのおすすめしたい観光スポットが数多くあります!
ここではぜひ立ち寄っていただきたい観光スポットをまとめて紹介していきます!
信州 善光寺 仲見世通り
善光寺の「仲見世通り」は、仁王門から山門へと続く約200mの石畳の道で、参拝者を魅了するスポットです。
沿道には宿坊、飲食店、土産店などが並び、信州ならではの郷土料理や甘味を味わうことができます。
季節ごとの催しもあり、常に活気にあふれた雰囲気が漂っています。
カフェやランチにぴったりの食事処も豊富で、食べ歩きを楽しむにも絶好のエリア。
また、民芸品や銘産品も豊富に揃い、お土産探しにもぴったりです。
八幡屋礒五郎 本店
善光寺門前にある「八幡屋礒五郎 本店」は、創業280年を超える老舗で、独特の辛味と香りの調和が絶妙な「七味唐からし」で知られています。
本店では、定番の七味・一味に加え、詰め合わせやオリジナルグッズも販売され、善光寺観光のお土産として人気です。
特におすすめなのが、お客様の好みに合わせて七味を調合する「カスタムブレンド」サービス。
可愛らしいパッケージも魅力で、信州の思い出を持ち帰るのにぴったりの一品です。
長野県立美術館
善光寺の東隣に位置する「長野県立美術館」は、2021年にリニューアルし、かつての「長野県信濃美術館」から改称されました。
新たな美術館では「鑑賞」「学び」「交流」「研究」の4つのテーマを掲げ、郷土作家の作品や信州の風景画など近現代美術を中心に展示や企画展を開催。
美術館の屋上からは、善光寺周辺や美しい里山の景色が一望でき、芸術鑑賞とともに自然の眺望も楽しめる贅沢な空間となっています。
長野市城山動物園
善光寺に隣接する「長野市城山動物園」は、入場無料で気軽に楽しめる都市型動物園です。
自然豊かな城山公園内に位置し、周囲には少年科学センターや美術館、運動施設が点在。
春には桜の名所としても知られ、多くの人々に愛されています。
動物展示のほか、子どもが遊べる遊具も充実しており、小さな遊園地のような雰囲気。
動物とのふれあいや遊具での遊びが楽しめるため、特に子連れに人気のスポットです。
藤田九衛門商店
信州には、祝い事や特別な日に鯉料理を食べる風習があり、その縁起の良さをモチーフにした「鯉焼き・垂水(たるみ)」が楽しめるのが「藤田九衛門商店」です。
長野県立美術館から南西へ徒歩3分の位置にあり、店内には地元産の素材を活かした鯉焼きが並びます。
長野県産小麦を使用した生地に、県内産花豆を使った自家製餡がたっぷり詰まった「プレーン」(250円)、竹炭入りの「佐久鯉」(250円)、甘さが絶妙な「さつまいも鯉焼き」(250円)など、風味豊かなラインナップが揃っています。
淵之坊
善光寺本堂から南へ約5分、参道沿いに位置する「淵之坊(ふちのぼう)」は、僧侶の寺院としての役割を持ちながら、参拝客も宿泊できる施設として親しまれています。
宿泊はもちろん、食事のみの利用も歓迎。
提供される料理は、肉・魚・卵、そしてニンニクやネギといった「葷(くん)」を使わない伝統的な精進料理です。
ランチには「精進『華』懐石」(3,300円~)や、「特別精進懐石『福徳』」(5,500円~)など、信州在来の野菜や山菜、きのこをふんだんに使った季節感あふれるメニューが用意されています。
薫蔵 COFFEE KAGURA(ごはんと喫茶 ミトカ)
善光寺参拝の後、仲見世通りをまっすぐ進み、大門町交差点近くにある「薫蔵 COFFEE KAGURA」で一休みしてはいかがでしょうか。
築180年の蔵をリノベーションした店内は、歴史を感じさせる落ち着いた雰囲気が魅力。
オーク材の一枚板テーブルが中央に置かれ、シンプルで洗練された空間に、木のぬくもりが優しく調和しています。
観光の合間に静かな空間でゆっくりと美味しいコーヒーを味わえる、癒しのスポットです。
裾花峡天然温泉宿 うるおい館
善光寺観光の締めくくりに訪れたい「裾花峡天然温泉宿 うるおい館」は、日本百景にも数えられる「奥裾花渓谷」の下流に位置する温泉施設です。
ここでは源泉100%かけ流しの天然温泉を堪能でき、琥珀色の「裾花峡温泉」と無色透明の「保玉の湯」の2種類が楽しめます。
「保玉の湯」は湯上りの肌がしっとりとし、保温効果も高いことから「美人の湯」としても人気です。
館内には男女ともに内湯や露天風呂、サウナを完備し、男性用サウナでは毎日ロウリュイベントが開催されるほか、女性用には岩盤浴も用意されています。


まとめ
以上、善光寺で行われる除夜の鐘についての情報でした!
善光寺の除夜の鐘は先着順で、順番に整理券が配られます。
この記事で紹介した鐘のつき方やマナーを参考にして、善光寺の除夜の鐘をついてみてはいかがでしょうか?





