「善光寺の御開帳で御朱印をいただきたいけど、混雑状況や受付方法が分からず不安…」と感じていませんか?
7年に一度の御開帳は特別な行事だからこそ、御朱印をいただくチャンスを逃したくないですよね。
ですが、事前にポイントを押さえておけばスムーズに参拝を楽しめます。
今回の記事では、御開帳期間中の御朱印の受付時間やもらえる場所、混雑を避けるコツを詳しくご紹介しますので、善光寺参拝の参考にぜひご覧ください!
※2022年の情報をもとに記事を作成しています。2027年の御開帳の情報の詳細が発表され次第、記事を更新する予定です。
善光寺の御開帳限定の御朱印について
去年、善光寺の御開帳行った記念の御朱印出てきたんすけど、日付ないんだった… pic.twitter.com/QQ8UrrHoxO
— 小林数多ン@冬は…モシン (@kiharaserori) January 10, 2023
善光寺は、御朱印好きにはたまらないスポットとして知られ、多くの参拝者が御朱印を集めに訪れています。
特に2022年の御開帳では、限定や特別仕様の御朱印が数多く頒布され、大変な人気を博しました。
参拝の記念として、ぜひ御朱印をいただくことをおすすめします。
御朱印をいただける基本の場所は以下の4つです。
善光寺
受付時間:5時30分~20時
善光寺大勧進
受付時間:8時~15時
善光寺大本願
受付時間:9時30分~15時30分
善光寺釈迦堂(世尊院)
受付時間:7時から17時
ただし、御開帳期間中は善光寺の諸堂(忠霊殿や雲上殿など)での御朱印頒布が一時中止になる場合がありますのでご注意ください。
また、境内以外にも、15以上ある宿坊でも御朱印をいただくことが可能です。
それぞれの場所で限定や特別御朱印が用意されていますので、事前にどのような御朱印があるのかを確認しながら巡るのも楽しいですよ。
善光寺御開帳ならではの御朱印を、ぜひコレクションに加えてみてください。
善光寺の御開帳限定の御朱印の種類は?
皆さまこんばんは。今週寒さが強くなるようですので、温かくしてお過ごし下さい。
— 寺社に行くのが好きな数珠丸 (@jyuzumaru_tem) January 23, 2023
今日は、ご本尊様が日本最古と伝わる一光三尊阿弥陀如来様がいらっしゃる善光寺さん。本堂も国宝になっております。
善光寺前立本尊御開帳は、7年目ごとに1度行われています。#じゅずさんぽ #長野 #寺社巡り #御朱印 pic.twitter.com/lC9Edt0xEO
2022年の善光寺御開帳では、本堂左手に「善光寺前立本尊御開帳御朱印所」が設置され、特別な御朱印が頒布されました。
御開帳ならではの限定御朱印が用意され、多くの参拝者を魅了しました。以下がそのラインナップです。
御開帳特別御朱印
価格:1,500円(紙札のみ)
御開帳記念色紙
価格:2,500円
本堂御朱印
価格:300円(紙札、または帳面書きで頒布)
摺仏
価格:200円(紙札のみ)
さらに、これらをまとめた「御開帳記念御朱印セット」も人気を集めました。
御開帳記念御朱印セット
セット内容:特別御朱印、記念色紙、本堂御朱印、摺仏、御開帳散華
頒布価格:4,500円
注目の御開帳散華は、このセットでのみ入手可能で、単品販売は行われませんでした。
特別な御朱印を集めたい方にとって、このセットは非常に価値のあるアイテムでした。
善光寺御開帳でしか手に入らない特別な御朱印を、ぜひ次回の御開帳でも楽しんでみてください。
散華とは?
散華とは、仏や菩薩が来迎する際、または菩薩を称えるために天空から花が降るという教えに基づき、仏に供養として花を散布する儀式を指します。
その象徴として、実際には花びらを模した紙や布が用いられます。
善光寺の御開帳では、重要な法要である「大日庭儀大法要」(浄土宗・天台宗)で散華が撒かれます。
この散華は、悪しきものを祓い清め、仏様をお迎えするための神聖な役割を担っています。
散華には五色があり、御開帳期間中は裏面に「前立本尊」「御開帳」と記された特別なものが使用されます。
2022年の御開帳記念御朱印セットには、この五色の散華が含まれており、非常に貴重なものとなっています。
大日庭儀大法要に参加しても散華を入手できるとは限らないため、御開帳散華を確実に手に入れるには、記念御朱印セットの購入が最適です。
五色の散華は、御開帳の特別な思い出としても、深い魅力を感じさせてくれるアイテムです。
善光寺御開帳の御朱印のいただき方
善光寺の御開帳の御朱印の後に二年参りの御朱印だったか…、ちょうど良い並びになったわ pic.twitter.com/8kdCVoRKhA
— よ ね (@yone_CP9A) January 7, 2023
善光寺御開帳期間中に御朱印をいただく際は、山門北御朱印所(本堂の手前左側)が唯一の受付場所となっています。
他の場所では御朱印をいただけないため、注意が必要です。
御朱印所には最大8つの窓口が設置されていますが、混雑状況によって全窓口が開かない場合もあります。
窓口前には整列スペースがあり、順番を待って自分の番が来たら御朱印をお願いする形になります。
帳面書きで御朱印をいただく場合、時間がかかるため、早朝でも1時間以上の待ち時間が発生することがあるようです。
混雑を避けるため、比較的空いている時間帯を狙うのがおすすめです。
御朱印の支払いには、現金のほか、Suicaなどの電子マネーやクレジットカードが使用可能です。
ただし、御開帳初日などに端末トラブルが起こる場合もあるので、念のため現金を用意しておくと安心です。
また、御朱印帳を持っていない場合でも、御朱印所で購入できます。
御開帳限定デザインをはじめ、複数の種類から選べるため、記念としても最適です。
なお、授与品所(お守り頒布所)にも御朱印帳は置かれていますが、御朱印所で一緒に購入するのが便利でしょう。
御朱印所の開所時間は5時30分~20時と長めに設定されており、訪れやすい環境が整っています。
参拝の記念に、特別な御朱印をぜひいただいてみてはいかがでしょうか。
御朱印所の混雑状況
どうしても行きたかった善光寺御開帳、先日祭の合間に参拝してまいりました!
— 波 (@_sg225) June 18, 2022
御印文を頂戴し大感激、素敵な御朱印もいただきました。大好きな戒壇巡りは混雑していたのでまた次回に… pic.twitter.com/LPP8UN6UmO
善光寺は、御朱印が豊富にいただける場所として有名で、御開帳では特別な御朱印や限定御朱印が頒布されることから、御朱印所が混雑しがちです。
特に連休や週末は混雑がピークに達するため、訪れる際には混雑状況を把握しておくと安心です。
善光寺公式HPの情報によると、御朱印をいただくのに最大120分待ちになることもあります。
ただし、このような長い待ち時間は御開帳期間中でも特に混雑する日に限られる場合が多いです。
それでも、2時間待ちとなると、回向柱に触れる時間が取れなくなる可能性もあるため、予定を立てる際には余裕を持つことをおすすめします。
御開帳期間中の御朱印は、事前に帳面を預けるスタイルではなく、その場で順番を待ち、自分の番になったら書いてもらう形式です。
このため、書置きの御朱印であっても、同じ列に並ぶ必要があります。
「書置きだから早い」という期待はせず、あらかじめ待つ心構えをしておくと良いでしょう。
混雑を避けるには、平日の朝早い時間帯や夕方以降を狙うのがおすすめです。
御朱印をいただく際のスムーズな計画で、善光寺御開帳の特別な体験をぜひお楽しみください。
そもそも善光寺の御開帳とは?
七年に一度の特別な行事「善光寺前立本尊御開帳」は、絶対秘仏である御本尊の御身代わり「前立本尊」(鎌倉時代・重要文化財)が本堂に迎えられ、参拝者がそのお姿を拝むことができる貴重な機会です。
善光寺の御本尊「一光三尊阿弥陀如来」は、ひとつの光背に阿弥陀如来が中央に位置し、右に観音菩薩、左に勢至菩薩が並ぶ独特の姿で、白雉5年(654年)から秘仏として大切に祀られています。
鎌倉時代に造られた前立本尊は、普段は御宝庫に安置されており、御開帳の際にだけ一般公開されます。
御開帳では、前立本尊の阿弥陀如来の右手から「善の綱」として五色の糸が延び、本堂前の「回向柱」に結ばれます。
この柱に触れることは前立本尊に触れるのと同じとされ、参拝者との御縁を結ぶ大変ありがたい機会です。
御仏のご加護と功徳を求め、多くの人々が訪れる春の善光寺は、まさに仏都の風情で包まれます。
善光寺周辺の混雑を避ける穴場駐車場まとめ
長野市ナビでは穴場駐車場をまとめた記事がいくつかありますので、そちらをぜひチェックしてみてください!
混雑を避け、スムーズに善光寺へ向かってくださいね。
善光寺周辺にあるおすすめランチスポットまとめ
せっかく御開帳に来たら善光寺周辺も観光していきたいですよね。
ここでは善光寺から近いオススメのランチスポットをまとめて紹介していきます!
まとめ
• 善光寺の御開帳は7年に一度の特別な行事で、御本尊の御身代わり「前立本尊」を拝める貴重な機会。
• 御開帳では「回向柱」に触れることで、御本尊との縁を結ぶことができる。
• 御朱印は善光寺や大勧進、大本願、釈迦堂(世尊院)で受付。特別な限定御朱印も頒布。
• 2022年には御開帳記念御朱印セットが人気で、特別な散華も含まれていた。
• 御朱印所の受付は山門北御朱印所のみで、混雑する場合があるため早朝や平日が狙い目。
• 御朱印の支払いには現金のほか電子マネーやカードも使用可能。
• 善光寺御開帳は、特別な御朱印と参拝体験を楽しめる貴重な行事。
• 散華は特別な法要で使用されるもので、五色のものが御開帳期間限定で用意されている。
• 周辺観光やランチも楽しむことで、より充実した一日を過ごせる。
特別な体験が詰まった善光寺の御開帳。次回の御開帳も心に残る思い出を作ってみませんか?