「歴史ある桜をゆっくり楽しみたいけど、人混みは避けたい…」そんな方におすすめなのが長野市の塩生(しょうぶ)の巡礼桜!
推定樹齢700年以上の一本桜で、例年4月中旬頃に満開を迎えます。
週末は混雑しやすいため、平日や早朝の訪問がおすすめ。
また、開花時期は天候に左右されやすいので、最新の天気予報をチェックしてベストなタイミングで訪れましょう。
春の風情を楽しむ絶好のスポットです!
塩生(しょうぶ)の巡礼桜の見頃はいつ?
長野市塩生(しょうぶ)の巡礼桜🌸
— 長野市観光【公式】 (@nagano_cvb) April 15, 2024
推定樹齢700年のエドヒガンザクラ🌸
3月の雪の影響で枝ぶりが変わってしましたが、今年も素敵な姿を見せてくれました🌸
撮影日 2024.4.14#長野市観光 #長野市花だより pic.twitter.com/SBLd0zYmSz
塩生の巡礼桜とは?
長野市大字塩生甲に佇む推定樹齢700年の巡礼桜は、その名の通り巡礼者が往来した古道沿いに咲く歴史ある桜です。
この桜が立つ場所は、かつて小市の渡しから戸隠方面へと続く重要な道の一部であり、多くの旅人や巡礼者たちがこの桜を目印に歩いたと伝えられています。
この桜は、アズマヒガン(エドヒガン)に分類されるバラ科の樹木で、日本の本州・四国・九州に広く分布しています。
四本の株立ちが特徴的で、その根元にはかつての巨木の名残を感じさせる枯れ株が残っています。
さらに、この桜の本来の寿命を考慮すると、現在の巡礼桜が生まれる以前の大木が存在していた可能性が高く、実に1,500年もの歴史を持つ桜の系譜と考えられています。
例年の見頃と2024年の状況
塩生の巡礼桜は、標高が高めの場所に位置しているため、市内中心部よりもやや遅めに満開を迎えます。
2024年の特記事項
2024年3月の積雪により、一部の枝が折れてしまい樹形が変わりました。
しかし、樹木の生命力は強く、見事に花を咲かせる姿を見せてくれました。
巡礼桜の力強さと美しさを感じられる貴重な年でもあります。
リアルタイムの天気予報とオススメの服装
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アクセス情報
所在地
公共交通機関でのアクセス
巡礼桜へのアクセスには、車の利用が推奨されます。
バス等の公共交通機関は限られているため、事前にタクシーなどを手配するのも一つの方法です。
車でのアクセス
桜の開花時期には混雑することが予想されるため、早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。
巡礼桜を楽しむポイント
✅ 推定樹齢700年、過去の巨木と合わせると約1,500年の歴史を持つ桜!
✅ 小市の渡しから戸隠方面へ続く古道沿い、巡礼者に愛されてきた名木!
✅ 標高が高いため、長野市内より少し遅めの4月中旬~下旬に見頃!
✅ 2024年の積雪被害を乗り越え、今年も見事な花を咲かせる生命力!
長い歴史を生き抜いてきた巡礼桜。
春の訪れとともに咲き誇るその姿をぜひ一度ご覧ください。
花見に関するよくある質問
まとめ
• 長野市の塩生に佇む推定樹齢700年の「巡礼桜」は歴史ある一本桜
• かつて巡礼者が往来した古道沿いに咲き、多くの旅人の目印となった名木
• 4月中旬~下旬が見頃で、長野市内よりやや遅めに開花するのが特徴
• 2024年の積雪により一部の枝が折れたが、力強く美しい花を咲かせている
• 巡礼桜はアズマヒガン(エドヒガン)で、古くからの桜の系譜を受け継ぐ
• 長野ICから車で約40分、公共交通機関は少ないため車での訪問が推奨
• 週末は混雑しやすいため、平日や早朝の訪問がおすすめ
• 桜の根元には枯れ株が残っており、さらに長い歴史の名残を感じられる
• 巡礼者が祈りを捧げた歴史とともに、春の風情をゆっくりと楽しめる
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歴史を感じながら、悠久の時を生きる巡礼桜の美しさに心を癒されてみませんか?
静かに佇むこの名木は、春の訪れとともに訪れる人々を温かく迎えてくれます。